第56回日本胆道学会学術集会[The 56th Annual Meeting of the Japan Biliary Association]

演題募集

演題募集期間

2020年2月6日(木)~3月25日(水)正午
4月1日(水)正午まで延長しました。
4月8日(水)正午まで延長しました。

募集演題

  • 主題セッション(シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ、メディカルスタッフセッション)
  • 一般演題(口演、ビデオセッション、ポスター)

応募資格

  1. 本学会、他学会にかかわらず未発表のものであることとします。
  2. 研究内容が倫理規則に抵触していないこととします。 2018年4月より「臨床研究法」が施行されたことにともない、前回(第55回)より、臨床研究法に定められた「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」等の倫理指針に基づいた倫理的手続きを必須とします。 倫理委員会による承認が必要な演題で、登録時に倫理手続きの完了していない演題(未承認の演題)につきましては、発表をお認めできなくなりますのでお早めにご準備をいただけますようお願い致します。倫理申請の要不要については、「学会発表時の倫理指針(フローチャート)」よりご確認ください。
    日本胆道学会 倫理審査について
    学会発表時の倫理指針(フローチャート)
  3. 演題発表には利益相反の開示が必要となります。2015年1月1日から「医学研究の利益相反に関する指針および細則」が完全実施され、医学研究の学会発表での公明性を確保するため、2015年度学術集会より発表者の利益相反状態の開示を行っていただくこととなりました。 COIスライドの書式等は、後日、第56回日本胆道学会学術集会ホームページにてご案内いたします。
    日本胆道学会 演題発表に関する利益相反の開示について
  4. 演者、共同演者は学会員に限りますので、演題応募時点で未入会である場合は、会員番号を99(2桁)と仮登録していただき、未入会の方は入会手続きをお願いします。 詳細は学会事務局にお問い合わせください。

    ※但し、メディカルスタッフ・臨床研修医の方につきましては、共同演者に会員がいれば、非会員でもご登録いただけます。 演題応募の際には、会員番号を99(2桁)で登録をお願いいたします。

入会の手続き先

日本胆道学会
〒980-8574 宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学大学院・外科病態学講座・消化器外科学分野 医局内
TEL:022-276-4044 FAX:022-276-4044
E-mail:tando@surg.med.tohoku.ac.jp
URL:http://www.tando.gr.jp/about/office.html

応募方法

応募方法は原則ホームページからのオンライン登録となります。本ページ下部の【演題登録】より応募画面にお進みください。

推奨環境

  • 本システムは【Internet Explorer】【Safari】【Firefox】【Google Chrome】で動作確認を行っております。 それ以外のブラウザはご利用にならないようお願いいたします。
  • Safariにおきましては、ver.2.0.3(417.9.2)以降のバージョンでご利用可能です。上記に満たないバージョンは使用できません。

注意事項

コンピュータ環境によってはホームページから演題登録できない可能性があります。ファイアーウォール(病院などへのハッカーの侵入を防ぐソフトウェア)が使用されている場合などです。なお、登録される側のコンピュータ環境、サーバなどの問題が原因で締切期日までに応募できなかった場合の特別措置は考慮しませんので、ご注意ください。

登録演題の確認・修正・削除

演題申込締め切りまでは、何度でも確認・修正・削除することが可能です。

1. 登録番号とパスワード

最初の演題を登録する際に、任意のパスワードを設定していただきます。このパスワードと登録の際に発行されます登録番号が無ければ、演題の確認・修正・削除はできません。 パスワード・登録番号は忘れないように自己責任において管理いただきますようお願いいたします。なお、セキュリティーを維持するため、パスワードに関してのお問い合わせには一切応じられませんので、予めご了承ください。

※オンライン演題登録をした後は、確実に登録されているか、確認修正画面にて登録番号とパスワードを用いて必ずご確認ください。

2. 登録演題の修正・削除

演題の【確認・修正・削除】ボタンをクリックしてください。 登録番号(初回登録時に発行されたもの)と、パスワード(ご自身で入力されたもの)を入力してください。 画面上で修正し、最後に更新ボタンをクリックしてください。これで修正は完了です。

※修正は必ず上記の方法で行ってください。重複登録はできません。

※削除も同様の方法で可能ですが、一旦削除してしまいますと元には戻りませんので、修正、削除のボタンの押し間違いにはくれぐれもご注意ください。

3. 演題登録画面に関するご注意

演題登録に関しては、原則として暗号通信をご利用ください。平文通信は危険です。第三者があなたのパスワードを盗聴して、演題・抄録を無断削除したり、改ざんしたりする可能性があります。特に、病院情報システムや電子メールに使っているパスワードを、平文通信で演題登録用に使用することは絶対にお止めください。 被害が演題・抄録以外にも及ぶことがあります。平文通信は、暗号通信が使えない場合(施設やプロバイダの設定に問題があるか、ブラウザが古い可能性があります)に限ってご使用ください。

応募演題

主題演題

  1. 主題演題は、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ、メディカルスタッフセッションを予定しております。
  2. 主題演題で不採用となった場合は一般演題にてご発表いただきます。
  3. 主題で不採用となった場合に演題を取り下げる方は、演題登録時にその旨を確認する項目がありますので該当するものにチェックして下さい。
  4. インターナショナルセッション(シンポジウム1、ワークショップ3)に応募の方は、日本語に加え、英語の【氏名、所属(共著者を含む)、演題名、抄録本文】が必要となります。
シンポジウム

1. 良悪性鑑別困難な胆嚢疾患の診断と治療(公募・一部指定)
※インターナショナルセッション

司会
中郡 聡夫(東海大学医学部消化器外科)
糸井 隆夫(東京医科大学消化器内科)

画像診断が進歩した今日でも日常診療においてしばしば良悪性の鑑別が困難や胆嚢壁肥厚や隆起性病変に遭遇する。この大きな要因として胆嚢は胆道に含まれる臓器の中でも最もアプローチが困難な場所であり、容易に組織生検や細胞診が行えないことがあげられる。しかしこうした鑑別診断はその後の治療戦略に大きな影響を与えるためより正確な診断が求められることは論を俟たない。特に外科的治療が選択される場合には開腹術なのか腹腔鏡下で良いのか、胆嚢全層切除なのか、拡大胆嚢切除なのか議論の余地がある。特に、胆嚢病変にとどまらず、肝門部胆管狭窄を呈するような場合には良悪性の鑑別は重要である。本セッションでは良悪性鑑別が困難な胆嚢疾患に対して数あるモダリティーを用いてどこまで診断するのか、逆に外科としてはどこまでの術前診断を望むのか、更には術前診断に基づいてどのような外科治療を選択するのかなど科の垣根を超えたディスカッションを行いたい。多数の演題応募を期待する。

Diagnosis and therapy in patients with indeterminate gallbladder diseases Even in recent advanced diagnostic imaging, it is often difficult to distinguish between benign and malignant, and to encounter gallbladder wall thickening and polypoid lesions in daily practice. The major factor is that the gallbladder is the most difficult place to approach among the organs contained in the biliary tract, and it is difficult to perform tissue biopsy and cytology. However, it is not surprising that such a differential diagnosis has a great influence on the subsequent treatment strategy and requires a more accurate diagnosis. In particular, when surgical treatment is selected, it is controversial whether laparotomy or laparoscopic surgery, full-thickness gallbladder resection, or extended gallbladder resection. In particular, in the case of showing hepatic hilar bile duct stenosis as well as gallbladder lesions, it is important to distinguish between benign and malignant. In this session, we will use the various modalities for gall bladder disease for which it is difficult to distinguish between benign and malignant. I want to discuss beyond the boundaries of the department, such as whether to choose surgical treatment. We expect many abstract entries.

2. 硬化性胆管炎を巡る諸問題(公募・一部指定)

司会
廣岡 芳樹(藤田医科大学肝胆膵内科)
田妻  進(JA尾道総合病院病院長)

硬化性胆管炎には原発性硬化性胆管炎(PSC)、IgG4関連硬化性胆管炎(IgG4-SC)、発症の原因が明らかな2次性硬化性胆管炎が含まれる。発症年齢に二峰性を認めるPSCでは若年層と高齢層で臨床像が異なっており、この臨床像の違いの中には、炎症性腸疾患合併の有無に関連する腸内細菌叢の異常などこれまでと異なる視点での検討も始まっている。IgG4-SCに関しては長期予後、胆管癌との関連などは今後の課題である。2次性硬化性胆管炎の中では腫瘍による閉塞性胆管炎、手術などに関係する虚血性胆管炎、感染性胆管炎、特殊な全身疾患に伴う浸潤性胆管炎など様々な病態が存在する。本シンポジウムでは、鑑別診断の実際と工夫(画像診断、病理診断、癌化の診断、各種バイオマーカーの意義など)、治療、特に外科の介入が必要になる段階と介入プロセス、各種硬化性胆管炎の予後などに関して現時点でのコンセンサスを得ることを目的とする。多くの演題応募を期待する。

3. 胆道疾患に対する腹腔鏡下手術の最前線(公募・一部指定)

司会
堀口 明彦(藤田医科大学医学部消化器外科学ばんたね病院)
若井 俊文(新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器・一般外科学分野)

胆道領域において、胆石症・総胆管拡張症・胆道閉鎖症といった良性胆道疾患に対する腹腔鏡下手術はその安全性・有効性が確立されており、現在保険収載され全国的に普及している。その一方で、近年の腹腔鏡下手術の技術の進歩に伴い、高難度技術を必要とする悪性胆道疾患に対する腹腔鏡下手術の報告も国内外より散見されてきているものの、その安全性・有効性はいまだ確立されておらず、保険収載には至っていない。腹腔鏡下手術の安全性が求められるなかで、将来的な保険収載を見据えて悪性胆道疾患に対する腹腔鏡下手術の適応を拡大していくためにも、胆道疾患に対する腹腔鏡下手術の課題を明らかにする必要がある。本セッションでは、胆道疾患に対する腹腔鏡下手術における各施設の取り組みを発表していただくとともに、ロボット支援下手術も見据えた将来展望を議論していただきたい。

パネルディスカッション

1. 遠位胆管癌の範囲診断と治療戦略(公募)

司会
大塚 将之(千葉大学大学院医学研究院 臓器制御外科学)
安田 一朗(富山大学学術研究部医学系 内科学第三講座)

遠位胆管癌の適切な治療方針を決定するには、水平方向の進展度、深達度、遠隔転移・リンパ節転移を正確に診断する必要があり、現在CT、MRI、EUS、FDG-PETなどがその診断に用いられている。特に水平方向進展度診断は切除の可否、切除範囲を決める上で重要であるが、その診断モダリティとしてはMD-CT、MRCP、ERCPによる直接胆道造影、EUS、IDUSなどが一般に用いられている。しかし、水平方向進展のなかでも表層拡大進展においては、これらの診断モダリティではその正確な診断は難しく、透視下生検や経口胆道鏡(POCS)、POCS下の直視下生検によるマッピング生検などを行っている施設もある。今回のパネルディスカッションでは、遠位胆管癌の水平方向進展度診断を術前にどのように進め、結果をどのように判断して治療方針・術式を決定しているかといった各施設におけるアルゴリズムを示していただくとともに、その診断・治療成績から現時点における最善の診断・治療アルゴリズムを模索したい。

2. 十二指腸乳頭部腫瘍に対する診断と治療戦略(公募・一部指定)

司会
平野  聡(北海道大学消化器外科学教室II)
五十嵐良典(東邦大学医療センター大森病院消化器内科)

近年、上部消化管内視鏡検査の普及により、無症状で十二指腸乳頭部腫瘍が診断されることが増えている。しかし術前の病理診断の正診率は約80%であり、診断に苦慮することが多い。また術前の画像診断では、癌の深達度診断の正診率は約85%である。腺腫の診断であれば、完全生検目的で内視鏡的乳頭切除術が選択されるようになっている。また癌であれば膵頭十二指腸切除術が選択される。本セッションでは術前診断を向上させるにはどのような取り組みが必要か?治療方法の選択は?内視鏡的乳頭切除術を安全に行うには?切除病変の取り扱いはどうするか?などについて討議する予定である。本セッションでの討議を活発に行うために多数の演題の応募をお願いします。

3. 肝門部領域胆管癌の切除境界例とは(公募)

司会
梛野 正人(名古屋大学腫瘍外科)
遠藤  格(横浜市立大学消化器・腫瘍外科学)
特別発言
宮崎 勝(国際医療福祉大学副学長・成田病院院長)

肝門部胆管癌の治療成績は術前術後管理、門脈塞栓術の導入、手術手技の改善など、ここ30年間の様々な努力の積み重ねにより向上しつつある。しかし未だにR1切除に終わることもあるうえ、切除できたとしても術後早期に再発する症例を経験することも稀ではない。そのような切除可能だが予後が不良な症例群に対して、膵癌では『切除可能境界』という概念が導入され、術前画像による定義が広く受け入れられた。その後、切除可能境界症例には術前治療が積極的に行われるようになり、治療成績は著明に改善した。一方、肝門部領域胆管癌では切除不能の定義自体が定まっておらず、『切除可能境界』の定義自体まだまだcontroversialである。しかし今後のことを考えれば、胆道癌においても将来の多施設共同研究に備え、『切除可能境界』の定義を考えても良い時期と思われる。『切除可能境界』には局所進展によるもの、腫瘍マーカー高値などの全身病が疑われるもの、ICG不良やPS不良などの患者因子によるものに分けられる。本セッションでは将来どのような因子を肝門部領域胆管癌のBRの定義とすべきか、その候補について忌憚のない意見交換を行って頂きたい。

ワークショップ

1. ERCP・EUS関連手技に伴う胆道穿孔・穿通に対するトラブルシューティング(公募)

司会
七島 篤志(宮崎大学医学部外科学講座肝胆膵外科学分野)
潟沼 朗生(手稲渓仁会病院消化器病センター)

近年、内視鏡の技術の進歩と全国的な普及によっていかなる地域や施設においても、胆道系疾患の診断・治療の精度向上と適応拡大、全身状態不良例での予後向上など胆道疾患患者への恩恵は大きい。一方で、ERCP・EUS関連手技は、周囲臓器の構造から、急激に重症化・死亡する偶発症リスクも高い。近年内視鏡的な出血や穿孔への対処機器の開発も進んでいるが外科処置に匹敵するかは定かでない。最近の動向では状態が悪化した最終時点で外科治療の適応とされているようだが、このような局面での全麻下の外科治療には制限があり、外科医は万能ではない。今一度、ERCPおよびEUS関連手技における胆道穿孔・穿通において内視鏡医と外科医の間でどのようなタイミングまで内科的対応が可能か、偶発症に応じた術式は何かを互いに議論する機会としたい。

2. 胆道癌病理診断のピットホール-臨床と病理の立場から-(公募・一部指定)

司会
佐々木素子(金沢大学医薬保健研究域医学系人体病理学)
入澤 篤志(獨協医科大学医学部内科学(消化器)講座)

切除可能胆道癌を疑う症例においては、未だ10%程度の症例で良性であったとの報告があることや、報告されている非手術的な方法による癌の治療前病理診断成績が良好であることなどから、治療前に癌の確定診断を得ておくことは極めて重要である。内視鏡的または経皮的にさまざまな方法で検体採取がなされており、デバイスの進歩も相まって高い診断能が報告されている、また、外科的手術に際しては、従来からの画像診断に加えて正確な病理学的進展度診断が求められる。近年では胆道内視鏡機器およびデバイスの進歩により、step biopsyによる病理学的評価、ひいては胆道鏡を用いた直視下での狙撃生検が施行されるようになり、その進展度診断能は格段に向上した。しかしながら、術前の病理診断で癌と診断されても最終病理診断が癌陰性であった症例、逆に術前病理診断は癌陰性であるも画像診断から悪性を疑い最終病理診断が癌陽性であった症例など、術前術後の病理診断が異なる症例を経験することがある。また、進展度診断においても、術前診断と実際の癌の進展に違いがあることも少なくない。本セッションは、このような術前後の病理診断に乖離を認めた症例を提示いただいて、その問題点についてじっくり討論する「症例検討」の形で進める。本セッションへの演題は、術前と最終病理診断が異なった示唆に富む症例の応募をお願いしたい。数多くの応募を期待している。

3. 難渋する胆道ドレナージの工夫(公募・一部指定)※インターナショナルセッション

司会
伊佐山浩通(順天堂大学医学部消化器内科)
良沢 昭銘(埼玉医科大学国際医療センター消化器内科)

胆道ドレナージは基本手技であるが、様々な病態と異なる治療戦略があり、難渋する症例も多く存在する。通常の内視鏡的ドレナージでもステントの閉塞・逸脱や胆管炎を繰り返す症例、難治性の良性狭窄、十二指腸狭窄の合併例等もコントロールの難しい病態である。また、胆管アクセスの困難な胃切除後腸管再建例では小腸内視鏡や超音波内視鏡を利用した手技も可能である。内視鏡よりも経皮的な手技や手術の方が良好なコントロールを得られる場合も存在するが、手技をスイッチするタイミングも難しい。難しい局面を乗り切るには、手技やデバイス、治療戦略など様々な工夫が必要となる。本セッションでは、良悪性を問わず多くの工夫を発表して頂き、知識を共有したいと思っている。また、新たなエビデンス作りのきっかけとなれば幸いである。多くの意欲的な発表を期待しており、症例報告でも構わないが、手技やデバイスの工夫はできるだけビデオでの発表をお願いしたい。

Biliary drainage is standard procedure, however, there are various situations and some difficult cases. Even ordinary endoscopic biliary drainage, there are many difficult cases; recurrent stent occlusion/migration/cholangitis cases, refractory benign biliary stricture, concomitant with duodenal stricture, etc. Management of biliary stricture in the patients with surgically altered anatomy is still challenging, but recently we can manage with Enteroscopy-assisted and Endosonography guided procedures. Percutaneous and surgical procedures are useful in some case but the timing of switching from endoscopic procedures is still unclear. To overcome the difficult situation, development of procedures and devices and strategies are needed. In this session, we want many presentations about the tips and developments of both malignant and benign cases and share this information. In addition, we are happy that this session will be the good chance to encourage making the new evidences. We want to have many motivative presentation including case reports, and VTR presentation is favorable if your paper including the tips and developments of the devices/procedures.

4. 難治性総胆管結石に対する治療戦略(公募・一部指定)

司会
露口 利夫(千葉県立佐原病院消化器内科)
佐田 尚宏(自治医科大学消化器一般移植外科)

本邦の多くの施設では総胆管結石には内視鏡治療が第一選択とされている。しかし、様々な要因により治療に難渋する症例が存在する。内視鏡治療が難しい理由としては巨大結石、嵌頓結石、憩室内乳頭、術後再建腸管などがあげられ、患者危険因子としては重篤な合併疾患や超高齢者などがあげられる。内視鏡治療の進歩は目覚ましく、大きな結石に対しては大口径バルーンによる乳頭拡張術(EPLBD)や経口胆道鏡下砕石が応用され、術後再建腸管例に対してはバルーン内視鏡やEUSガイド下の治療アプローチなどの新たな治療法が導入されている。しかしながらMirizzi症候群のような治療リスクの高い病態では内科・外科の協議を踏まえた上で診療にあたる必要があり、総胆管結石治療後の胆嚢摘出術の在り方についても内科・外科のコンセンサスを得る必要がある。本セッションでは内視鏡的アプローチの短期的結果・成績を論ずるだけでなく、長期予後を含めた最良のアウトカムを念頭に置いた内科・外科のクロストークを期待している。

5. 非切除胆道癌に対する集学的治療-切除可能性評価とConversion Surgery-(公募・一部指定)

司会
古瀬 純司(杏林大学腫瘍内科)
中川 圭(東北大学消化器外科学)

胆道癌治療は根治手術の可否の判断がその始まりとなるが、腫瘍の局在により選択される術式は多様で侵襲が高度なものが多い。また特に肝門部領域では局所解剖が複雑で個体差が大きい。さらに閉塞性黄疸・胆管炎に対して早期にドレナージを施行することで局所進展評価が不可能となる。局所進行症例について膵癌で定められた切除可能性分類と同様に、画像所見から切除可能性評価を定義し共有することが容易でない。
非切除症例への化学療法は本邦で精力的な検証が進み、これまで国際的標準治療として第一選択であったGC(gemcitabine / cisplatin)に加えGS(gemcitabine / S1)の非劣性が示され、さらにGCS の有効性が提示されている。一方、これらの治療が不能となった場合の二次治療にはエビデンスが存在しない。
胆道癌に対する治療戦略は未だ根治切除の追求か、化学療法の施行の二者択一に留まっており、切除可能性の判断に難渋する症例もいずれかの方針に決断する必要があるのが現状である。
本セッションでは胆道癌の集学的治療戦略の開発に向け、各施設の局所進行非切除の決定に用いる検査・判断基準、切除不能例に対する治療成績、Conversion Surgery による高度進行胆道癌への挑戦等、診断・化学(放射線)療法・手術切除の各方面から先進的な提言を期待する。

メディカルスタッフセッション

胆道疾患に対するERCP・EUS・PTBD関連手技の周術期管理(公募・一部指定)

司会
中井 陽介(東京大学光学医療診療部)
丸尾  達(福岡大学筑紫病院消化器内科)

ERCP・EUS・PTBDによる胆道関連手技は他の内視鏡手技よりも偶発症が多いとされている。ERCP関連手技では術後膵炎やEST後出血など、EUS-FNAやEUSガイド下胆道ドレナージ、PTBD関連手技では術後出血やドレナージの自己抜去や逸脱など、早期偶発症だけでなく、後期偶発症の頻度も決して低くない。またバルーン内視鏡下ERCPなど長時間にわたる手技もあるが、適正な鎮静についても明らかにされていない。 2013年改訂の「内視鏡看護記録実践ガイド」ではERCP、EST、EPBDの際の記載項目は例示されている。看護記録は安全管理の目的以外に、偶発症発生時の情報開示の際にも重要な証拠となるため非常に重要である。 本セッションでは、①ERCP・EUS・PTBD手技における安全管理の取り組み、②適切な術中看護記録の記載と保存についての取り組み、③クリニカルパスを活用した患者マネジメントの標準化の試みなどの周術期管理だけでなく、放射線防護、内視鏡関連の感染対策や教訓的な症例まで、普段の診療において取り組んでいることをご発表いただき、高リスク手技であるERCP・EUS・PTBD関連手技を安全に行い、術前・術中・術後の管理のポイントを共有することを目標としたい。

一般演題区分

発表形式について

一般演題の発表は、口演、ビデオセッション、ポスターを予定しております。 演題登録時に、応募カテゴリーよりご希望の形式を選択して下さい。発表形式はなるべくご希望に沿うように配慮いたしますが、プログラム編成の都合上最終的な判断は会長にご一任下さい。

演題区分1(部位別)
1 胆道全般 4 胆嚢
2 肝内胆管 5 乳頭部
3 肝外胆管 6 その他
演題区分2(細目)
a 遺伝子 j 免疫 s 症例
b 分子生物学 k ホルモン t 結石症
c 病因 l 消化吸収 u 良性腫瘍
d 発癌 m 病態生理 v 悪性腫瘍
e 形態・病理 n 疫学 w 炎症
f 機能 o 診断 x ステント
g 生理 p 治療 y ドレナージ
h 生化学 q 手術 z その他
i 薬理 r 腹腔鏡下手術

文字数制限・入力について

文字数

演題名 全角90文字
抄録本文 総文字数(著者名・所属・演題名・抄録本文の合計)
図表なし:全角896文字、図表あり:全角600文字

※登録画面には文字数制限がございます。上記の文字数を超えた場合は登録できません。

※投稿できる図表サイズは、縦最大330ピクセル、横最大500ピクセルとなっております。

入力について

  1. 英字および数字はスペースを含め半角で入力してください。
  2. 空欄は必ず左詰にしてください。抄録本文記入欄も同様、先頭行は1マス空けたりせず左詰で入力してください。
  3. 「必須」の記載がある欄は必須事項ですので、データが入力されていないと登録できませんのでご注意ください。
  4. 主題演題が抄録に掲載できる共著者は2名まで、一般演題が抄録に掲載できる共著者は14名までとなります。主題に採択された場合、共著者1、共著者2の欄に入力された共著者名が掲載されます。筆頭著者に続いて共著者1・2の順番で掲載されますので、入力時にはご注意ください。一般演題に採択された場合、共著者名は筆頭著者に続いて抄録掲載順に従って掲載されます。抄録掲載順の入力時にはくれぐれもご注意ください。
  5. 以下の文字は、文字化けを起こしますのでデータ内に含めないようにしてください。
    ・半角カタカナ(<,>も含める)
    ・外字(ローマ数字)
    ・全角のハイフン「-」や長音文字「ー」もなるべく使用しないでください。

    ※特に、Macにて作成の場合は絶対に使用しないでください。

  6. 英文抄録入力欄では全角文字が使用できませんので、記号は下記の文字列に置き換えて入力してください。
    表示したい記号 < > µ ±
    入力文字列 &lt; &gt; &le; &ge; &micro; &plusmn;
  7. ローマ数字を使用される場合は以下のようにアルファベットを組み合わせてください。 例:I、II、III、IV、VI、VII、VIII、IX、X
  8. シンボル(symbol)書体半角(1バイト文字)のα β γ等を使用するとabcなどに自動変換されてしまいますので使用しないようにしてください。必ず全角(2バイト文字)のα β γを利用してください。
  9. 英文や数字を入力する際、O(アルファベット)と0(数字)や、l(アルファベットL小文字)と1(数字)、あるいはX(アルファベット)と×(かける)などきちんと区別してください。
  10. 図表サイズ制限は、縦:最大330ピクセル、横:最大500ピクセルとなっており、ファイル形式はJPEGまたはGIFでお願いいたします。

演題登録の注意点

  1. 演題募集期間内であれば、一旦登録された演題の変更、削除が可能です。その際に「登録番号とパスワード」が必要となりますので、必ず控えをおとりください。万一お忘れになりましても、セキュリティーの関係から、登録番号とパスワードに関してのお問い合わせには一切応じることができませんのでご注意ください。
  2. 締め切り当日はアクセスが集中し、演題登録に支障をきたすことが考えられますので、余裕を持って登録を行ってください。
  3. 登録締切り後の原稿の変更及び共著者の追加、変更は一切できませんので十分ご注意ください。
  4. 一般演題
    I. 「一般演題応募カテゴリー」より希望のカテゴリー番号を必ず選択してください。 セッション編成時の参考にさせていただきます。ただし、最終的な編成については会長にご一任ください。
    II. 口演、ビデオセッション、ポスターのいずれの発表形式に割り当てられるかは、会長にご一任ください。
  5. シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ、メディカルスタッフセッションに不採用となった場合には、自動的に一般演題での採択となりますのでご了承ください。 なお、一般演題での発表を希望しない場合は、演題登録時に該当項目にチェックをしてください。

演題受領通知

演題登録後、登録完了メールが届きますので、こちらをもって演題登録の受領通知と致します。セキュリティー保護のため、登録後のパスワードのお問い合わせはお応え出来ませんので、発行された登録番号とパスワードは必ずお書き留め下さい。万が一パスワードを紛失した場合は再度新規登録を行い、パスワードを紛失した演題は削除する形になります。パスワードを紛失した演題の削除を希望する場合は、運営事務局までE-mail(jba56-p@jtbcom.co.jp)にてご連絡ください。

演題採否通知

応募演題の採否、発表形式は査読委員の評価に基づき会長が決定いたします。採否結果は演題登録時に入力されたE-mailアドレス宛に通知されます。 採否結果の通知は7月上旬を予定しております。

※オンライン演題登録に関する疑問や不明な点については、下記運営事務局までお問合せをお願いいたします。

個人情報保護について

本学会の演題登録システムは大学医療情報ネットワーク(UMIN)に委託しております。 演題登録にて収集いたしました氏名、連絡先、E-mailアドレス等の個人情報は事務局からのお問合せや発表通知に利用いたします。また、氏名や所属、演題名、抄録本文は、ホームページ及び抄録集に掲載することを目的とし、本目的以外に使用することはございません。学会終了後は一切の情報が外部に漏れないように管理を徹底いたします。 UMINのセキュリティーポリシーについてはこちらをご覧ください。

※本学会への演題登録に関してUMIN事務局へのお問い合わせはご遠慮ください。 登録時における疑問点につきましては、一般利用者用のオンライン演題登録用FAQをご覧ください。

演題登録

暗号通信(推奨)

平文通信

お問い合わせ先

第56回日本胆道学会学術集会 運営事務局
株式会社JTBコミュニケーションデザイン
ミーティング & コンベンション事業部 演題係
TEL: 06-4964-8869<受付時間:平日 10:00~17:30(休:土・日・祝日)> 
FAX: 06-4964-8804
E-mail: jba56-p@jtbcom.co.jp